琉球音階・・・何とも哀愁があり、素朴で力強い音の並びです。会社勤めのサウンドクリエーター（作曲など）を生業としている私にとっては興味のあるジャンルでした。三線自体は知っていたのですが、阿嘉島に滞在中、月夜の集落を散策していた折り、民家から流れてくる三線を爪弾く音にすっかり魅了されてしまいました。普段デジタルな音楽機材に囲まれている私にとっては、とても新鮮な音色だった事は言うまでもありません。私の三線は独学で身につけた弾き方ですので、唄者の諸先輩方からはお叱りを受けるかもしれません・・・しかし、『音楽は音を楽しむもの』と言う勝手なポリシーに沿って、文字通り三線ライフを楽しんでおります。​

 

三線を弾いていて実感する事は、皆さんとても楽しそうに・・・そして笑顔になって頂ける。今後は、地謡は勿論の事、唄三線演奏の活動を積極的に行って行きたいと考えております。私もそうだったのですが、エイサーや三線と言う切っ掛けから沖縄の現在に至るまでの歴史や問題などに興味を持つようになりました。まだまだ若輩者ではございますが、皆様の前で唄える日を楽しみにしております!!